投稿日:2020年05月14日

事務局通信~緊急事態宣言解除

日中は夏日となって暑いものの明け方は涼しく、寒暖の差がある最近の徳島。
4月16日から全都道府県に拡大された緊急事態宣言も、今日徳島も含む39県で解除される見通しとなりました。
連休明けの木曜日、お客様は相変わらず少なめですが、「今日活動していますか」という確認のお電話は多く頂いています。

お隣の韓国では徹底したPCR検査と行動履歴の把握・公表、そして隔離によって感染の拡大を防いだと言われていますが、先日新たなクラスターが発生しました。
新型コロナウィルスを社会から完全になくすことは不可能に近いことでしょう(インフルエンザウィルスがそうであるように)。またそこに目標を置くことは、「感染された方を社会から完全になくす(排除する)」という発想につながり、感染された方や感染のリスクと背中合わせで仕事をされている方への差別・誹謗・中傷を助長することにもなりかねません。

徳島のように人口密度が低く、主な移動手段が車で、かつ感染症の医療体制が大都市のように充実していない地域では、日々の感染者数の増減や発生の有無に一喜一憂することなく、病院や高齢者の方の施設など、クラスター発生・重症化のリスクの高いところでの感染拡大防止に重点を置きつつ、経済を動かしていく形がよいように思います。
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