投稿日:2020年09月04日

代表の修理日記

「新館2階トイレの水が止まらない」通信  R2.7.31
 「2階の小便器の水が止まらない!」との言葉に翻弄されて1ヵ月余り、止まったり止まらなかったりの状況がありました。INAXの小便器用フラッシュバルブを発注して取り替え修理。2006年初めの設置ですから丸14年。1階の皆が使うところは8年程で止まらなくなったことを考えると、こんなものでしょうか。2度目は作業も早い(自画自賛)。(杉)

「今度は木内ハウスの小便器の水が止まらない」通信 R2.8.24
国府新館横の木内ハウス(新館を建てて下さった木内昭さんに因んでの命名)の小便器の水が止まらない!と報告がありました。
思い起こせば16年前、ウガンダからの研修生アロイジャスと太陽と緑の会の理事だった櫛田氏2人で、バリアフリートイレ作りに取り掛かりました。外側はプロの木内さんと島村さんにお願いし、洋式トイレと小便器は正月休み返上で櫛田氏とアロイジャスが担当。DO IT YOURSELFの極め付きでした。それからしばらくして、隣の70坪2階建てのプレハブが火災で焼失。このバリアフリートイレは大活躍し、色々な歴史を刻み込んできました。
「16年もボタンを押し続けられれば、寿命だわ。お役目ご苦労さん!」そんな慰労の言葉とともに、新たなTOTOフラッシュバルブと交換しました。(杉)

「え!今度は月の宮作業所のお湯がでない」通信 R2.8.28
「お湯が出んです・・」Oさんからの訴えです。昼食の洗い物をしてくれるOさんですが、台所液体せっけんを付けるのが面倒臭いのか、食器の油汚れがしっかり落ちていないことが度々でした。「太陽熱温水器からのお湯ですすぐと、きれいになるから・・」とOさんに伝えたところです。不要になった太陽熱温水器を作業所の屋根に設置したのが20数年も前。太陽と緑の会の元理事櫛田氏が設置配管までしてくれました。30年以上も前の中古灯油ボイラーと連結し冬は加熱しますが、このボイラーの凄いのは古い灯油でも問題なく使える点です。回収させていただいた石油ストーブに少し残った古灯油も、積もり積もるとポリタンク一杯になり、それを有効活用できる優れもの。燃焼効率を上げセンサーをいくつも付けた最新型灯油給湯器では真似が出来ません。
櫛田氏の給湯配管を辿っていくと、太陽熱温水器からのお湯は加圧ポンプを通り減圧弁に入りレトロ灯油ボイラーの給水口に、そして排水口から作業所のお湯蛇口に繋がります。その途中で詰まっている可能性を探ると、減圧弁に辿り着きました。水を止めて減圧弁に繋がるパイプを外し、減圧弁内のフィルターも確認、赤さびで詰まっていました。ジョイントと減圧弁を交換し、加圧ポンプのエアー抜きすると、お湯が出ました。櫛田氏今まで有難う。(杉)

「え!今度は合併浄化槽の逆止弁が壊れている?」通信 R2.9.1
「合併浄化槽の点検時に逆止弁の破損を確認したので、見積もりを送ります」と業者の方からの連絡です。2日後「防水テープで応急処置しているのでしばらくは大丈夫でしょう」と有難き連絡が来ました。逆止弁がどこについているかの確認と応急処置も確認できました。ひび割れているところから水漏れがあり防水テープで止めてあります。それと同じサイズの逆止弁とソケットを発注し、暇な時に自分でやろうと思っておりました。
今日4つあるマンホールの西端を開けると防水テープ止めたあたりから水が漏れています。仕方がないので、K所長に手伝ってもらいながら突貫工事です。無事終了。何でこう立て続けに色々起こるのか不思議ですが、こんな時は、焦らず、ボチボチ、一つずつ。(杉)

「え!次はヒートガンの調子がおかしい?!」通信 R2.9.3
シュリンクフィルム貼りの名人Yさんから「スイッチが引っ込んで、電気が入らないんですけど」と言われました。スイッチ固定が甘くなっているので、レジン液を垂らし紫外線ランプで硬化させると何とか使えるようになりました。しばらくすると固まった樹脂ごと取れたので、今度はエポキシ樹脂でしっかり固定して応急修理終了と思いきや、温風が出ません。オープンしてみると、どうもスライドスイッチが怪しい。2010年購入で銅の基盤がすり減るほど使えば天寿を全うです。ヒーター断線した月の宮作業所のヒートガンのスライドスイッチ(8足でなく10足だが)を部品取りして交換、蘇りました。壊れたらすぐに捨てて、予備の新品と交換するのが時流ですが、機械も人間も、とことん使ってやらないと成仏できないのでは?と思って、抗っています。(杉)



<<進む戻る>>