投稿日:2021年06月18日

事務局通信~メルカリ時代

朝から雨がシトシト降っている今日の徳島。自転車で片道40分かけて作業所に通ってくるメンバーさんもいますが、今日のような日は大変です。公的資金で運営されている施設では「○○財団」と緑色のロゴの入ったマイクロバス等で送迎サービスを行っているところも少なくないようですが…。
 昨日はベルト、財布といった細々としたリユース品の値段付けを中心に行いました。サイズの大きい品物の値段付けを優先し、細かいものは後で、ということを続けて行くと、細かいものがドンドンたまっていってしまうので、合間を見て少しずつやっています。
 難しいのは価格設定です。安くすれば皆様に喜んで頂けると思うのですが、スマホとメルカリによってリユース品の現金化が容易となった今日では、転売目的で来られるお客様もかなりおられ、安くしすぎるとそのようなお客様にまとめ買いされてしまい、楽しみで来られているお客様が来られたときに残っていない、となる可能性が十分あります。
 転売目的のお客様は火災に遭う前の時代にもおられましたが、当時は目つきをギラギラとさせながらルーペ片手に商品を吟味するなどいかにも古物商といった雰囲気のおっちゃんやリサイクルショップの店長と思しき方が中心で、人数も限られていました。今は普通の若いお兄さん、お姉さん、仕事帰りの方も転売目的で来られ、少しでも価格設定が甘い(安い)とパッと買っていかれます。移り行く時代の流れを改めて思います。
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