2週間で梅雨が終わり、猛暑が続いている徳島。おくればせながら、ようやく機関誌かわら版197号を1300部発行し、全国に発送しました。
新型コロナウィルス検査で陽性と判明される方が徳島でも増えてきました。どうとらえるかは一人一人異なるかと思いますが、日々の体調管理と感染予防対策を可能な限り行って、第7波の到来に臨みたいと思います。
「熱中症予防のため、エアコンを使いましょう」
「新型コロナ感染予防のため、換気をしましょう」
「電力需給がひっ迫する可能性があるため、節電しましょう」
各分野の専門家の皆様がそれぞれ言われていますが、エアコンを使いながら、常時換気をしたら、節電にはならないでしょう。いわゆる「合成の誤謬」ということでしょうか。
神奈川県のホームページでは、5センチから15センチを目安に2か所の窓を常時開放した状態でエアコンを使うことも換気の一例として挙げられていますが、「電気使用量が通常より多くなるため、電力需給がさらに逼迫する可能性があります」との記述はありません。物価高で家計が苦しいところに電気代の増加という追加のパンチが見舞われる可能性が高いです。
最近は換気機能やウィルス除去機能を搭載したエアコンも登場していますが、多くの店舗や家庭では依然として従来型のエアコンを使われているかと思います。
「暑いのでエアコンは使うが電気代が増えるのは困るので換気はしない」というのが、現段階では一般的な選択になるのではないでしょうか。となると、新型コロナウィルスの感染拡大は避けられないように思います。