投稿日:2025年03月27日

代表通信

京都(社福)白川学園から機関紙「つくも」が送られてきました。2025年2月で№692号。去年、一昨年、㈱エコリース森本会長さんからの寄付米を届けたことから始まりました。
私が学生ボランティアとして行かせて頂いた頃、当時の近藤孝一副園長が「つくも」を始めたと聞いた記憶があります。年12回として57年は継続できたことになります。そんな機関紙を眺めていると、50年も前のことを思い出します。

「福祉の専門書を読むより、自転車のパンク修理を・・」
そんな言葉が思い出されます。今では叱られそうな言葉ですが、園内で使う子供自転車の問題解決は、職員の自転車修理技術向上もありますが、大事な別の側面があるという指摘です。
直していると次々子供たちが覗き込みます。「何やっとん?」と言葉化できる子から、くるくる周辺を回る子、横から邪魔する子など色々です。パンク修理が終わると自転車の奪い合いも始まります。
妙な指導的アプローチをするより、そこに関係の深まりのチャンスが隠れています。振り返ってみれば、そんな実践教育も受けたことになります。(杉)
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