六.新たな旅立ちへ

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新たな旅立ちへ

うずくまる 子犬のように
あの頃 泣くことしか
できなくて
泣くことしか思いつかなくて
途方に暮れた
仲間と思ってた 親友と信じた
あいつを 裏切ってしまった
人に出会うたび
やさしさを触れるたびに
ぬくもりをもらうたびに
そいつを疑い
そして傷つけてきた
悲しい思い出と
酷い過去
すべて捨てて
今新しい旅
新しい出会い求めて
僕は歩き出す
履きなれた
靴を履いて