投稿日:2021年07月09日

ドキュメンタリー映画上映会

「『夜明け前の子どもたち』柳澤壽男監督映画上映会」通信 R3.7.9

7月25日(日)午前の部(10:30~12:50)午後の部(13:30~15:50)、「夜明け前の子どもたち」映画上映会を徳島県藍住町総合文化ホールにて行います。

1999年に鬼籍入りした柳澤壽男(やなぎさわひさお)監督は、戦前松竹の映画監督としてスタートし、戦後は日本映画社、岩波映画の映画監督を経て、フリーランスになりドキュメンタリー福祉映画5部作を作りました。6作目途中83歳の生涯を閉じましたが、近年特にその評価が見直され、土本典昭、小川伸介と並ぶ日本のドキュメンタリーの巨匠としてだけではなく、あらゆる手法やスタイルが同居する重層的な映画作家としての柳澤壽男が注目されています。

今回は1968年120分モノクロの「夜明け前の子どもたち」を取り上げます。柳澤監督が初めて福祉のエリアを題材にしたドキュメンタリー作品です。糸賀一雄、田中昌人といった日本の障害者福祉の黎明期に名を遺した方たちも関わった大変貴重な作品です。
前年の「そっちやない こっちや」に続き、柳澤壽男福祉ドキュメンタリー映画を徳島の皆さんにご紹介したいと思います。

入場料1人300円(資料込)、三密を避け633席を310席程に制限し、マスク着用、検温、手指の消毒等の対策をさせて頂きながら、柳澤壽男ワールドを堪能していただきたいと思います。ご来場をお待ちしています。(杉)
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