投稿日:2021年10月09日

事務局通信~知識の量と質

夏のような暑い日が続く最近の徳島。あと1週間くらいは続く見込みだとか。
 信号待ちで停車中にわき見運転の車に後ろから追突されたり、新型コロナワクチンの副反応で39度の発熱があったり、と休み明けからスタッフ体制がバタバタしておりました。大きな会社と異なり、少ないスタッフで切り盛りしているので、一人抜けるだけでも大変です。

 飯泉徳島県知事が衆議院選挙への立候補見送りに際しての自身の挙動を「ADHD=注意欠如・多動症」にたとえて説明したことが物議をかもしていますが、言葉のリアリティを持つということを改めて思います。
 知識の量を競うクイズ番組で、日常生活で使うことがないような難しい漢字を知っていることを「すごい」と称賛したり、逆に小学校低学年で学ぶような漢字を知らないことを笑いのネタにするような光景を目にすることがありますが、根っこの部分で重なるものを感じます。

 「月曜日はmonday、火曜日はtuesday、よう知っとるだろう?」
と毎日のように話していたある知的ハンディを持つメンバーさんのことが脳裏に浮かびました。毎日欠かさずニュース番組を見て、そこで耳にした言葉を一生懸命披露することで、自分を保とうと必死にもがいていた姿が思い出されます。
「こんなことも知らんのか」
「やっぱりアホやなぁ」
 そう言われて悔しい思いをしてきた経験がそうさせるのでしょう。
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