昨夜雪が降り、太陽と緑の会の敷地内にも5センチくらいの積雪がありました。
「ちょっとお金が足りないので、下ろしに行ってきますから、その間ちょっと商品を置いておいて下さい」
「はい、分かりました」
お客様とレジ担当メンバーのAさんとの間でそんなやりとりがありました。
最近はカードや○○ペイといったスマホ決済を利用される方が増えていて、現金をあまり持たない、という方もおられるようです(今回のお客様がどうなのかはもちろん分かりませんが…)。
ただ、現金でしか買い物をしないという方もまだまだたくさんおられることは確かです。太陽と緑の会に通ってきているハンディを持ったメンバーさんもお店でのお買い物は現金です。
現金でのお買い物で困るのは、小銭がたまってしまうこと。数字の計算が苦手なメンバーさんが、レジで「お金が足りません」と言われて周囲から白い目で見られることを避けるために、千円札を出してお釣りをもらう、というスタイルのお買い物を続けると、どうしても小銭ばかりが残っていきます。気が付いたら、レジ袋1個分の小銭がたまってしまった、などということも…。
今や、小銭は厄介者扱いされています。銀行に続いて、ゆうちょ銀行でも、小銭の入金に制限が設けられるようになりました。ATMでは硬貨1~25枚の入金に110円の手数料がかかります。1円玉1000円分を窓口で入金しようとすると1100円の手数料が必要なので、結果的に入金ゼロで100円の手数料だけ支払う、つまりそのような入金はするな、というのと同じことです。