「今年も訪れた城満寺」通信 R6.1.7
1月2日、日和佐道路のトンネルから渋滞です。初詣で賑わう薬王寺を通り過ぎると、いつものゆったりとした道となり、海部町吉田の城満寺に到着です。
一年ぶりの城満寺には鮮やかな幕が飾られ、凛としていました。田村住職・奥様と面会し、城満寺正面右の山道を上りました。「・・晩年城満寺に心をおく」そう刻まれた太陽と緑の会創立者近藤文雄の碑が、ここにもあります。
800年もの空白期間から復興を成し遂げた大槻哲哉住職のお墓と近藤文雄の碑に手を合わせ、後ろを振り向くと海部の海と街並みが見渡せます。
城満寺復興に四半世紀を掛けて全国を喜捨行脚することで悟りに近づく大槻住職と、座禅堂での禅体験を受け入れ、寺を身近に感じてもらうことを是とした後継者田村住職。桧垣さんフローレンスさん夫妻が制作した竹灯籠が、城満寺を飾ります。(杉)