徳島県のプログラムである「地域交流体験研修」で3名の徳島県職員の皆さまが朝から当会に来られています。令和6年度新規採用職員の皆様に、地域を支える多様な団体の活動を体験して頂くというこの取り組みも、今年で14回目を迎えました。太陽と緑の会は当初から毎年受け入れさせて頂いており、今年で計80名の皆様が参加されたことになります。
午前中は代表杉浦による、パワーポイントを使用した事業説明、昼食を挟んで、午後1時から午後5時まで、様々なハンディを持ったメンバーと一緒にいろいろな作業を体験して頂く予定です。
ペーパーでは伝わりにくい事業の意義や課題を少しでも感じていただけたら幸いです。
「やっと涼しくなったなぁ」
「そうですね」
「動くとまだ暑いけど、だいぶマシになったわ」
お客様とレジ担当メンバーのAさんとのやりとりが聞こえてきます。
夏の間、お見かけしなかったお客様も少しずつ戻ってこられました。
ご親戚のご不幸で4日間お休みしていたメンバーのBさんも今日から復帰。
体調不良でしばらくお休みしていたメンバーのCさんも復帰。仕事が丁寧なCさんにスタッフのFも絶大な信頼を寄せています。字がきれいなCさんは、リユース商品のポップカード記入でも力を発揮してくれています。
子育てまっただなかのパート職員Kは今日も出勤がかなり遅れそうとの連絡が…。今年4月に小学生になったばかりのお子さんと毎日のように朝からバトルを繰り返し、始業時間に出勤することが難しい日々が続いています。
「夫は会社で働いてお金を稼いで家族を養い、妻は家事育児を引き受けて家庭を守る」という考え方が今の時代に合わなくなってきていることに疑念の余地はあまりないかと思いますが、幼少期から時間をかけて形成されてきた人の考え方や価値観が容易に変わらないことも確かです。
Kの悪戦苦闘の日々は続きそうですが、長い目で見守っていきたいと思っています。