令和6年12月10日(月)11日(火)、公益財団法人徳島県福祉基金より「地域活動支援センター等利用者の社会参加促進事業」として受けた助成金に自己資金を合わせ、様々なハンディを持ったメンバー、スタッフ計20名が参加して、太陽と緑の会リサイクル作業所及び太陽と緑の会月の宮作業所合同の宿泊研修旅行を大阪府と兵庫県淡路島で行いました。
12月10日朝、藤西阿観光の21人乗りマイクロバスにて当会を出発し、淡路SAで休憩。昼食は、パート職員のKさんとメンバーのYさんによる手づくりのおにぎり。㈱エコリース森本会長から頂いたお米を20合炊いて、理事のKさんから頂いた自家製の梅干しを入れて握りました。飲み物は、お客様から頂いた2リットルのお茶と市民の皆様から頂いた新品の紙コップを持参。
その日は大阪の箕面温泉で宿泊し、翌日、北淡震災記念公園 野島断層保存館を見学しました。
野島断層は今から約30年前に起きた阪神淡路大震災で出現しました。保存館では断層がありのままに残されており、断層による様々な地形の変化を詳しく観察したり、断層の断面を実際に見たり触れたりすることによって、地震の凄まじさと脅威をリアルに感じることができました。また活断層の真横でもほとんど壊れなかった家が「地震に強い家」(メモリアルハウス)として公開されており、家の塀や花壇の煉瓦がずれた様子、当時の台所も再現されていました。
石川県能登半島で大規模な地震が発生して1年になろうとしています。今後30年以内に発生する確率が70~80%と言われている南海地震は徳島県にも甚大な被害を及ぼすことが想定されており、改めて地震について学ぶ良い機会になったと思います。
藤西阿観光の運転手の近藤さん、お世話になりました。