スタッフ募集


「人も物も長く見つめる仕事です」

「未来に希望を残したい方、求めます!」

「人も物も活かすことに取り組む仕事です」

「ありのままの自分を受けとめる仕事です」

「足元の希望をゆっくり見つける仕事です」

「希望を忘れかけた方、求めます!」

「ありのままの自分を受けとめる仕事です」


街に作業所があり、そこに様々なハンディーあるメンバー達が通う。作業所には電化製品や自転車や家具・寝具、工具やおもちゃや置物、雑貨から食器、本・CD・レコードや楽器、子供から大人までの衣類、着物、靴、鞄そしてレトロ品など、食品や医薬品以外ほとんどのものが所狭しと並んでいる。一見、大型リサイクルショップだ。
ただ普通のリサイクルショップと違うのは、当初から買い取りをしていないこと、古新聞や古雑誌、段ボールから鉄屑・空き缶、廃食油や一升ビンまで無料で回収しているところだ。わざわざ車で不用品を持ち込んで下さる方も多いが、各家庭までトラックで回収もさせてもらう。そんなリユース・リサイクル活動に全面的にメンバー達が関わる。

ここに子供から若者、お年寄りや外国の方々まで、沢山の方々が訪れて買い物をされる。こんな活動を始めて33年になる。徳島では一番老舗のリサイクルショップだし障害者共働作業所だ。当初、公的助成はない。現在障害者福祉の充実により、全運営費の15.9%は公的助成を受けている。ただ82.5%は市民の方々から支援を受けながら、メンバー達と関わる専任スタッフ等が共に働くことで捻出している。
このような持続が、様々なハンディーあるメンバー達に施設(病院)か一般就労かという選択肢以外の可能性を示してきただけでなく、指導される側と指導する側、支援される側と支援する側、サービスを提供される側とサービスを提供する側といった、ディバイドされた関係をインクルードした関係に修復してきた。

ちなみに倉庫及び土地の使用料が425.54万、消耗品費163.6万、修繕費・車両維持管理費(自動車税含む)111.4万、保険料(火災・自動車他)101.7万、水道光熱費66.5万、燃料費44.4万、通信費29.6万、浄化槽・消防設備維持管理費、機関誌発行費(インク代・用紙代等)に諸雑費(不法投棄品の廃棄処分料、駐車料、水質検査料、金融機関振込手数料など)を加えれば、公的助成金額は底をつくばかりか足が出る。
メンバー工賃と専任スタッフ等の人件費(法定福祉費・福利厚生費含)等は、市民や行政の方々の協力をいただき、皆がそれぞれやれる作業を行いながらリユース・リサイクル活動を通して捻出しなければならない。この地平からはディバイドされた関係は導きにくい。ここは、それぞれが、やれることをやりながら、全体として活動が成り立つ、破れ鍋に綴蓋・共働作業所である。


勤務形態 専任職員(契約)
勤務場所 太陽と緑の会事務局(徳島県徳島市国府町南岩延107-1)
待遇 155,000円~160,000円(能力、経験、年齢など、総合的に勘案して決定します)
社会保険加入。マイカー通勤可(無料駐車場完備)
契約期間終了後の契約更新については、本人の希望及び能力により判断します。
正職員への転換については、本人の希望、適性及び能力により判断します。正職員転換後は、能力に応じて賞与支給や昇給もあります。
勤務期間 1年間
勤務頻度 週5~6日
水曜日、第2第4火曜日・祝日休み
募集対象 世の中の役に立つことを仕事としてやりたいと思っている人
あるいは、リユース・リサイクルの取り組みや様々なハンディを持った方と共に働くことに興味がある人
あるいは、様々なハンディを持った方を支援・指導・管理することで生計を成り立たせる今の制度福祉のあり方に疑問を持っている人
(支援指導管理で給料を得たいと考えておられる方は当会では難しいと思います)
応募条件 太陽と緑の会の活動理念に賛同できる方
普通運転免許を持っている方(AT限定でない方が望ましい)
高校卒業以上の方
自分のことは自分でできる方
きちんと挨拶することができる方
注目ポイント 公的資金に依存しない持続可能な「福祉」
当事者だけでなく地域住民からも必要とされる開かれた「福祉」
他団体の支援も行うお互い様の「福祉」
採用人数 2人
仕事の内容 リユース品の仕分け、値段付け、ディスプレイ、販売、その他リユース・リサイクル関連業務を、様々なハンディを持った人たちと共に行う。
選考方法 書類選考、面接
日時 随時
書類選考提出書類 履歴書(写真貼付)、志望動機(800字)
担当者 小山

※寮について

徳島県外にお住まいの方は、徳島市郊外の独身寮(勤務地まで車で20分)を利用することもできます。周囲を山に囲まれたのどかな場所にあり、小さな畑(家庭菜園レベルですが)もあり、夜は車の走る音もほとんど聞こえないほど静かです。

トイレからの排水はバクテリアによって分解し、生活排水は排水池に集めて沈殿ろ過処理を行い、生ごみはコンポストボックスで自然に返す、という循環型生活システムを取り入れるとともに、太陽熱温水器、太陽光発電によって自然エネルギーも活用しています。
(6畳の個室を用意しています。トイレ・風呂・台所は、様々なハンディを持ったメンバー2名(それぞれ同じフロアの別の個室に入居)との共同利用になります)



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特定非営利活動法人(NPO法人)太陽と緑の会