今日の昼食は上勝町のSさんから頂いたシカ肉を使ったカレーです。
肉は昨日メンバーのTさんがすでにカットしてくれています。最近手抜き?の兆候が感じられるカレー作り担当メンバーのKさんも、今日は具だくさんの美味しいカレーを作ってくれました。
Sさんから頂くシカ肉は本当に臭みがありません。解体処理をして下さった方の腕がいいからだそうです。
いつも食べている冷凍の鶏肉とはひと味もふた味も違います。みんな、うまいうまいといって、あっという間に食べていきます。
「(パート職員の)Kはおらんのやな」とメンバーのKさん。
「なんで(先週はカレーの具が少ないと散々ぶーたれていた食いしん坊の)Kさんが休みのときに限って、シカ肉のカレーなんだろうね…やっぱり日頃の行いが悪いのかな…」とスタッフのS。
(ちなみに、いつシカ肉を使うかは、メンバーのTさんが決めており、スタッフが決めて指示しているわけではありません…)
そう話している横で、パート職員のYさんが「頂きます」と言って嬉しそうにカレーをタッパーに詰めています。ご主人を自宅で介護しているYさんは、事情あって、カレーを家で作ることができません。本当はここで皆と話をしながらゆっくりカレーを食べていきたいところですが、それではヘルパーさんが帰る時間に間に合わなくなってしまいます。
「Kさんの作るカレーを食べるの、本当に楽しみにしてるんよ」とYさん
照れ隠しの憎まれ口をたたきながら、まんざらでもない感じのKさんでした。
ちなみに、口うるさいパート職員のKさんがお休みで目が輝いていた家具倉庫メンバーのFさんは、カレー３杯をぺろりとたいらげ(明日から３連休で残しておけないので…特別大サービス…)、とても大満足の様子でした…。
ジビエ料理が注目されるようになって、今では非常に人気の高い食材のシカ肉です。
「シカ肉なんて、なかなか食べられないんよ、いつもの鶏肉とは違うんだから、Fさん、よく味わって食べてね」
そんな願いなど届くはずもなく…。
sさんに感謝です。