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徳島新聞「ぞめき」原稿   杉浦良
No.92 タイトル「ゴミゼロの日」

 毎年五月三十日は数字の語呂合わせよろしく、ゴミゼロの日でした。とくしま環境県民会議主催のゴミゼロキャンペーンも、今年で八回目を数えます。
 平成十三年の初回は県内で二百二十七団体約三万人の参加があり、昨年の第七回では二百二団体約七万五千人もの参加となりました。「拾った私は、ごみを捨てない」をキャッチコピーに、身近な場所のゴミ拾いを行うというものです。
 個人的視点からは、初回の時から比べると捨てられたゴミは随分少なくなりました。その分見えない所に捨てられるようになったと指摘される方もおられますが、七、八年前には空き缶、ペットボトルはもちろん、家具や電化製品、布団や車まで、これでもか!というくらい捨てられていた光景が脳裏に焼きついています。毎年飽きもせずゴミゼロに参加すると、そんな変化に気がつくようになりました。
 今年もソファーや電化製品、布団といった大物もありましたが、草陰に眠る空き缶やペットボトル、そしてコンビニの袋に入った弁当の空容器やタバコの吸殻などが主流になりました。眠るゴミを見つけ易くするために、エンジン付刈払機で草刈も行うようになりました。
 長袖、長靴、ゴーグルと、巻いたタオルに軍手姿で、一スパン三十分を三回行うと、汗はダラダラ、のどはカラカラ、頭はカラッポになります。腕にエンジンの振動が残り、けだるいアンニュイ気分を味わうことは、日ごろ神経を過剰に使う事務系仕事や管理職の方々には、ゴルフもいいけど、うってつけのストレス発散になるのでは?とお勧めです。
 ちなみに七、八年前に購入したエンジン付刈払機はカセットコンロ用ガスで動くもので、混合ガソリンで動くものより値段は高いが、環境に優しく燃料運搬が簡単というキャッチフレーズにひかれて購入しました。
 世界初という触れ込みでしたが、残念ながら製造中止となり、環境に配慮された刈払機の後継は、四サイクルエンジン付(レギュラーガソリンで動くもの)や、リチウムイオンバッテリーで動く電動式のものに置き換わってしまいました。
 「カセットコンロで使った残りのボンベで、草が刈れる!」ブツブツ独り言が出る、今日の私です。(杉)


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